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【新人看護師必見!】元主任看護師が教える、先輩看護師に好かれる行動4選

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新人看護師さんの悩み事といえば、仕事内容と同じくらい人間関係のことも多いと思います。

先輩看護師が怖くて仕事に行きたくない。

なぜか分からないけど、いつも怒られる。

先輩と仲良くなりたいけど、どうしたらよいか分からない。

 

私も新人の時には苦手な先輩がいて、同じ勤務の日にはとても緊張していたことを覚えています。

 

なっつ

私は15年以上看護師を経験し、主任看護師としても勤務してきました。

この記事では今までの経験上で先輩に好かれる新人看護師の特徴をまとめました。

人間関係に悩む新人看護師さんに参考になると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

先輩看護師に好かれる新人看護師とは

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先輩看護師の仕事内容には、新人看護師の指導も入っています。

平等に指導しなければいけませんが、先輩も人間です。

新人看護師さんの行動によって、嬉しくなったり、逆にイライラしてしまうこともあります。

 

先輩看護師といい関係を築き、「可愛い後輩」と思われた人が勝ちなのです。

「なんで先輩の顔色うかがわないといけないの?」

「別に可愛がられなくていいし!」

と思う人もいるかもしれませんね。

 

先輩というものは、可愛い後輩は助けてあげたい、色々教えてあげたいという意識が芽生えるものです。

 

同じ働くなら、以下のことを意識して可愛い後輩と思われて、楽しく働きましょう!

 

しっかり挨拶ができる、敬語が使える

社会人として当然のことと思われるかもしれませんが、意外ときちんとできる人は少ないかもしれません。

 

看護師の世界は、体育会系部活のように上下関係に厳しいです。 

 

最近の新人看護師さんは知らないかもしれませんが、私が看護学校の頃は、礼儀に関して厳しく指導されました。

実習指導者や教官にも話しかけるタイミングを伺い、一つ一つの行動のアポイントを取り、ご機嫌を損ねないように行動することが染みついています

このような経歴を持っている先輩看護師は、礼儀に対してかなり厳しいのです

 

時代の流れがあるんだから、「時代に合わせて行動を変えなければならない」とみんな頭では分かっていますが、体に染みついているので、失礼な態度をとられるとムッとしてしまうのです。

 

なっつ
私も新人看護師さんを指導していた時に、「○○さんの処置しておいたからね」と伝えると、「あざーす」と言われ、言葉を失いその場を離れました(笑)
 

今となっては笑い話ですが、当時は「何この子...」と目をつけたことを覚えています(笑)

 

 

必要最低限の挨拶、先輩には正しい敬語を使用することが大切です。

 

なっつ

フォローしてもらう先輩へ

「今日一日よろしくお願いします」

「指導していただき、ありがとうございました」

この勤務前、勤務後の一言があるだけでも、随分違うと思います。

 

 

自己学習をする

看護師は一生勉強が必要な職業といわれています

日々最新の医療がうまれており、それに対応するためには、学習を続けていく必要があるのです。

 

新人看護師のころは、疾患の基礎知識、看護技術を習得するために、毎日勉強の日々です。

病院によって違うと思いますが、受け持った患者さんの疾患、必要な看護技術をレポートとして指導者に提出しなければならないこともあります。

 

毎日慣れない業務をして、疲れて帰って、それからまた課題をして…

辛い日々だと思います

これは看護師みんなが通る道です。

 

先輩心としては、頑張っている人にはもっと教えてあげようと思いますが、

逆に何も勉強してこない、覚えてこない人には、「教えても無駄。指導した時間返して」とまでも思うこともあります。

 

レポートの量は多くなくても、毎日コツコツ頑張っているということをアピールすることが必要です。

 

 

しんどくて課題をせずに寝てしまった!という日もあるでしょう。

その場合は、正直に先輩に伝えることが大切です

嘘をついて、分かっている風に振舞っていても、嘘はすぐばれます。

それにわからないまま看護することは、患者さんへの迷惑につながるのでやめましょう。

 

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自分から積極的に行動する

 

色々なことに積極的な人は評価されます。

 

例えば、見たことがない処置がある時に、「見学させてください!」と自分から名乗り出ると、やる気があると思われます。

(ただし、その処置について無知な状態で見学に入ることはやめたほうが良いです。処置までに最低限マニュアルには目を通しましょう。)

 

 

また、勉強したい疾患がある場合なども、師長さんにこの疾患が苦手で勉強したいので、受け持ちをさせてください。と伝えることもいいと思います。

 

先輩の指導は素直に受け入れる

素直に人の話を聞くって意外と難しいかもしれません。

自分が知っている話をされたら、「あぁーそれ知ってるー」と話の途中で入りたくなるものですが、先輩が指導している間は、話に割って入ることは厳禁です

 

先輩は何かきっかけがあって、指導をするわけですから、最初から最後まで一通り話を聞きましょう。 

知っている話であっても、先輩の経験を教えてもらえるチャンスかもしれません。

 

「教えてもらって当たり前」ではなく「教えてもらってありがとう」の精神をもつ必要があります。

 

新人看護師さんにはわからないかもしれませんが、人に指導するって、本当にエネルギーを使います。

 

自分の知識を、その場面に置き換えて、新人看護師さんに分かるように簡単な言葉で説明する...

 

大変そうですよね。

 

先輩の業務時間を使って指導してもらっているわけですから、教えてもらう姿勢も気にしてかなければなりません。

 

ただし、業務以外のことで、明らかな悪口、人格否定などをされた場合は、聞いておく必要はありません。

「それは業務に関係ないことですよね?自分を否定されているようで傷つきました。」とはっきり言いましょう。 

その場で言えない場合は、主任や師長に相談しても良いです。

自分を守ることが一番大切ですから、しっかり上の人に報告しましょう。

 

まとめ

先輩に好かれる新人看護師さんの特徴についてまとめました。

 

正直「めんどくさ!!」と思った人もいたのではないでしょうか。

私も書いていて「めんどくさい世界やなー」と思いました(笑)

 

しかし、看護師として成長していくためには、学習することや積極的に動くこと、先輩に指導をうけることはなくてはならない事です。

 

新人看護師だけではなく、様々な世代の看護師にも当てはまると思います。

実際、私も主任になってからでも、これらのことは気を付けてやっていました。

 

めんどくさい世界ですが、先輩との関係に悩んだら、これらの行動を参考に、自分を振り返ってみてくださいね!